使うものの衛生管理と、保管のしかた

この記事の要点

セルフケアに使うものは、使用のたびに洗い、しっかり乾かしてから、通気性のあるケースで保管します。共用しないこと、傷んだら使わないことが基本です。

使うもの自体より、使ったあとの扱いのほうが、続けるうえでは大切になります。手順を決めておくと、そのつど迷わずに済みます。

目次

基本の流れ

使ったあとの手順決めておくと、そのつど迷わずに済みます。
  1. 01 毎回 ぬるま湯で洗う 低刺激の石けんで。熱湯は素材を傷めることがあります。
  2. 02 毎回 すすぎ切る 溝や継ぎ目に石けんが残らないように。
  3. 03 毎回 完全に乾かす いちばん見落とされやすい工程です。湿ったまましまわないこと。
  4. 04 保管 通気性のある場所へ 密閉容器は湿気がこもります。直射日光と高温を避けます。

傷やべたつき、においが取れない場合は使用を中止します。共用はしないでください。

洗い方

  • ぬるま湯と、低刺激の石けんで洗います。熱湯は素材を傷めることがあります
  • 溝や継ぎ目に汚れが残りやすいので、指の腹で丁寧に
  • 石けんが残らないよう、十分にすすぎます
  • メーカーの表示に、使える洗剤や消毒方法が記載されている場合は、そちらに従ってください

乾かし方

いちばん見落とされやすい工程です。水分が残ったまましまうと、そこから傷みます

  • 清潔なタオルで水気を取り、風通しのよい場所で完全に乾かします
  • ドライヤーの熱風は避けます
  • 急いでいる日でも、湿ったまましまわないようにします

保管

  • 通気性のあるケースか布袋に入れます。密閉容器は湿気がこもります
  • 直射日光と高温を避けます
  • 他の素材のものと直接触れないようにします(素材によっては変質することがあります)

使わないほうがよい状態

  • 表面に傷やひび、ざらつきが出ている
  • べたつき、変色、においが取れない
  • 形が変わっている

傷んだものは、洗っても清潔な状態には戻りません。買い替えの目安をあらかじめ決めておくと、判断に迷いません。

共用しない

どれだけ洗っても、他の方との共用は避けてください。これは衛生上の基本です。

先に医療機関へご相談いただきたい場合

  • 尿もれが頻繁で、生活に影響している
  • 下腹部に何かが下がるような感じが続く
  • 痛みや出血がある
  • 妊娠中、または産後間もない時期
  • 治療中の疾患がある

これらに当てはまる場合は、セルフケアや器具の使用より先に婦人科でご相談ください。ケアを始めてよい時期や進め方も、あわせて確認していただけます。

本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、診断・治療に代わるものではありません。症状が続く場合や強くなる場合は、婦人科でご相談ください。

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